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つれづれなる徒然奇行

★日々雑読 BL(2005.1~3)

★★注意!! ボーイズラブのみの感想です! 苦手な方、戻ってください!!!
ちなみに、感想というより、たわごとです^^; 大人な気持ちで読んでください。
上にいけばいくほど、新しい感想です。   


3/28 フィフス(水壬楓子)
四冊目は、受け年齢は三冊目と一緒だけど、攻め年齢が私の知る限りで最高かもしれない。白髪を若白髪と言い張るにも無理のある47歳(48かも)、政治家だ。受けなんか、↓三冊の大ボス・オーナー社長。メガネでスーツでやり手だ。そして非公式ながらも叔父×甥モノで、関係は甥が15歳から。濃さも四冊のなかでトップ。独走態勢である。
勿論というか、私はこの話が一番好きだ。さりげなく、2冊目のカップル未満で終わっていた二人がゴルフ場で手をつないでいたり(延清のキャラじゃないが)するところもなんだか楽しい。
さて、このシリーズとりあえず出ているのは四冊なわけですが、また続くらしい。一体つぎのカップルは誰なんでしょうか? ループなのかな??


3/28 ミステイク(水壬楓子)
三冊目となると、一気に受け年齢が上がる。30歳を超えた! そして、かわりに攻め年齢が下がる。といっても30歳前後だけど。でも、ワンコ系であまり得意なタイプではない。しかし、受けは格段にタイプに近づいた。元SPで、女たらしで男たらし。社交的でキレイ形なボディーガード。そして受。上司と交際していたが彼が結婚することになり、あてつけでワンコ系部下と付き合う…のだが、うっかり本気になりそうになり捨ててしまう。しかし、にゃんこは家に、わんこは人に付くといいます。ワンコの粘り勝ち。


3/28 ディール(水壬楓子)
シリーズ2冊目。ディールと書いて「商談成立」だという。へ~。一作目とは異なり、儚げ薄幸非力系の受。母親の再婚相手と連れ子に、育ててもらう代わりに体差し出してるんだから、不幸といわず、なんと言おう。しかも好きになった相手も暴力大好き人間だ。しかし、攻の延清にペット扱いされているにもかかわらず、実はこっちがご主人なんじゃ…と思わせるしたたかさと強靭さがあり、楽しく読めた。


3/28 エスコート(水壬楓子)
シリーズ4冊、一気読み。年齢層がもともと高い(片方だけだけど)上、シリーズを追うごとに年齢がアップしていくので、オヤジ好きには嬉しいシリーズ(私は特にオヤジ大好きじゃなかったけど、とても楽しかった)。これは一作目。
ちょっと元気でオバカ系の受けなので主人公である本作はシリーズの中では4番目に好き(最下位ってことだ)なんですが、脇としては一番好きなユカリちゃんである。


3/22 おじさんと呼ばないで(加賀まいと)
多分、以前の彼女の本の感想で「おじさん=みささぎ楓李という図式が気に入らない」という理由で読むのを拒否していると書いたはずですが、結局買った(笑) そして、謝罪しないといけない。すっげバカらしくて楽しかった。タイトルに偽りなくおじさん。37歳×39歳。私の母は「まだ青年でしょ」などと嘯いていたが、私もこの年齢になったら、「おばさん」と言われることを甘受する覚悟はある(ホントか?)。だから、彼らはおじさんだ。
さてこの本、10代から30代前半までを4行で説明してしまうスゴさ。あくまで
「おじさん」で勝負している。受けは40代目前になり自分の容色と恋人の愛情に不安を覚え、逃げ出してしまう。が、はっきり言って懸念。心配は無用さ、ハニー。だって攻めは16歳のころから、貴方に激Love(古)なのだから。20代までは恋人に近寄る男の骨を折り、今現在にいたっても素晴らしく嫉妬深い。恋人失踪後、探偵事務所各社に以来をし、休みは探し回り、ストレスで十二指腸潰瘍で血を吐くほど心配する。モテモテな恋人に近寄る男女(息子含む)を威嚇するのにすごく熱心。年齢を気にする恋人を酒にたとえて「熟成」などと言っている。それもなんだかイヤだとおもうけど?
この本は受けを女性と思って読んで見ても結構イケる。衰えてきた容色でなく、中身だけでダンナを自分の方に向けさせていられるか?というキビシイ問題に直面した不惑間際の熟女の不安・・・。おお、昼メロ??
難を言えばオヤジ愛のせいか「10歳は若く見える」といわれる39歳を等身大で描いてしまったみささぎ楓李。攻めのほうが10歳若いカンジ。
感想がえらく長くなってしまったのは、お気に入りだからでしょう。楽しいひとときを有難う加賀まいと(しかも古本でゲットしたし)。


3/19 アンバランスな誘惑(きたざわ尋子)
神野×瑞保の3冊目。二人ともはた迷惑なフェロモンを撒き散らしている恋人の心配をしている。今回とうとう瑞保が拉致られたが、理由は神野の男も惑わすフェロモンのせいだった(瑞保のフェロモンは男限定・・・)。今回、挿絵で神野弟がすごく受けくさかったので、ひょっとしたらひょっとするかもしれないと、今後の奈良岡の動きに注目したい。


3/9 ペット心理療法士 1.2巻(新田一美)
パレット文庫とは相性悪いけど、図書館にあったし、どんなもんかチェックのつもりで借りちゃえ。などと思った私を許してください。面白かったです。今まで読んだ中の新田作品の中で一番好きかもしれません。ただ犬好きだからでしょ?といわれたらそれまでかもしれませんが、猫だって出ていますのよ…(言い訳)。BLと線引くのは微妙ですが、「片足突っ込みかけた」主人公と「主人公を狙っているにしては微妙な態度」の相棒が出てくるので、こちらに感想。でも多分、絶対進展しないままでエンドマークだと思う。きちんとエンドマークがつくかすら不安。某ホワイトハートの連載の目的地がもう分からないよ・・・。巨漢で病弱な「聞き耳頭巾」は一冊に一度は死に掛けている。で、彼を助けるのは相棒ではなく、猫…。ペットたちが飼い主を「おとーさん」とか「おかーさん」と言って甘えているところが可愛いです。


3/4 フィフス(水壬楓子)
「エスコート」シリーズの4冊目にして、オーナーが主人公。しかし、前作を持っていないのである。1巻は読んだけど、受けが趣味じゃなかったんだな(今回脇で出てたけど、彼は脇のほうがいい)。それにしても年齢が高い。45歳代議士×32歳ボディーガード会社オーナーである。叔父と甥である。攻めが白髪を「若白髪」と言い張っている。新鮮だった。ちなみに、(体込みで)付き合いはオーナーが15歳の頃…ってアイタタタ。アタクシ、ショタってダメなんすよ(中学生まで私的にはショタ)。でも、それ以外は、白髪の生え始めたオヤジの純愛がいい按配だった。オヤジの純愛って結構たのしいな~クセになりそうだな~という読後の感想。ちなみにオーナーは頭の切れる傲慢系。クールビューティ好きが高じて、狙ってもいないのに引き当てる確率が上がってきました^^;


3/4 加速する視線(義月粧子)
リンクスノベル(幻冬舎)の作者の本とは相性がいい。これも面白かった。この作者のことだから、表題作の江崎は「恋人はお前だけだ、あいつらは遊びだよ」とかヌカすかと警戒したが、恋人になってからは一本絞り(古…)で拍子抜けながらも満足。森中も仕事がデキる、受ということでポイントが高い。リンクスで書く作者の受けは大概好みという自信を強くした。次のお話は、江崎と森中のキューピッドであるトモヤが主人公。恋人となる山崎はとてつもなくイヤな男であったが、森中に忠言され、トモヤと引っ付いてからは、あくが抜けて…味まで抜けてしまったような…。こんな攻めでは私は物足りない。そういえば「契約不履行」でも受けの三崎さんには大満足だったんだけど、攻めの土屋に対しては、感想薄かったな~(あいかわらず、土屋は呼び捨て)。


3/3 家政婦様には逆らいませんv(高月まつり)
「いつか運命のご主人様が…」という主人公の台詞にお茶を噴出しそうになった。何割の人間が勘違いするんだろうか…(ちなみに彼は執事希望)。容姿端麗で掃除洗濯すべてパーフェクトな奥様方にモテモテの家政夫・小林浩紀…。いいな~。恋愛関係でなくていいから、私の世話もしてほしいよ~。一ヶ月5万円で食材料込み…って無理っすね。ハイハイ、自分でやりますよ~。と私は諦めますが、攻めの小説家で俺様な資産家のお坊ちゃま・柊玲司は諦めない。一生奉仕しろと迫るのだった…(彼の場合、お金が潤沢にあるから・・・)この玲司、「男メイド」やら「にいや」やら「アルフレッド(浩紀のあこがれる執事名…)」やらバンバン耽美用語を発します。この人の本はやはりコメディが好き。すごい、大満足でした~♪


3/3 灼熱の肌に身悶えて(愁堂れな)
なんかさ…先月、すごくよく似たタイトルの本の感想を書いた気がするの。しかも同じく砂漠モノ。でもね、雪舟薫の挿絵なの。ちょっと砂漠モノに食傷気味だったんですが、買うしかないでしょ、巻末漫画も見たかったし。いや~巻末漫画の豹の表情(シャレではない)は思い出し笑いが出てくるぜ。で本編ですが、食傷していた「王子・●倫・強引」という絶対的砂漠モノ要素を満たしているにも係わらず、この本はちょっと今までと雰囲気が違う…。どこ? 私は考えてみた。結果、受けが悲壮でない、ということろが違うのだな。で王子も「反省」ということを知っていた。そして、ネーミングセンス。この作家のつけるあだ名はどれもこれもフルっているのだけど、今回、31歳(受)のあだ名が「バード篠原」…。コレはイタイ。理由は王子が「私の愛しい小鳥」と言っているから。そして、特筆すべきは王子のお付きでしょう。「小鳥というより年齢からいって親鳥では…」やら「くたびれた中年の魅力」など言いたい放題であった。そう、王子は19歳。一回り違うのだ。王子の愛は永遠なんだろうか…未来の二人がちょっと怖い。


3/1 甘く淫らな檻のなか(柊平ハルモ)
この間から思い出せなかった読み方ですが「くいびら」でした。クイビラクイビラクイビラ…覚えていたところで、同姓の人間に会うとは思えないけどさ。まず、表紙から。悪そうな微笑みを浮かべた榊間です。でも、全然悪くないよ~。足長おじさん(おじさん…かな、微妙な年齢だけど)を気取ったつもりだったのに、勘違いされた可哀相な人だよ~。いや、マジ可哀相だった。境遇は夏音が可哀相かもしれないけど、あまりにも流され受けだったので、彼には努力が足りない。努力していて、なおかつ可哀相な榊間が勝者(なんの…)。


2/28 たとえ、それが愛だとしても(久瀬桜子)
声優つながりの三作目・・・ではなかった。イラストは一緒でしたが。この人の攻めは好きです。とにかく一途で一筋。受けが振ったら死にそうだ。アル中か、自暴自棄になってヤクザに刺されて死ぬか、車で暴走してガードレールに衝突して死ぬか(勝手に結末を決めるな)。このところ、クールだったり腹黒だったり、浮気性だったりという攻めが目立つので「初恋を大事に育てて20年経過してゲット」という、すごく昔の少女漫画のヒロインのような攻めに新鮮さを感じる。惜しいことに、このオハナシ私の苦手な兄弟モノなんですが、面白かったので、兄弟モノでも楽しめてしまった・・・。所詮その程度の苦手意識なのでしょうか。なんか悔しい。そういえば、私は「受けが振ったら自暴自棄になって人を殺しそうな攻めばかりかく作者も知っている。


2/28 臆病な支配欲(かのえなぎさ)
未だに分かっていないペンネームの使い分け。でも、かのえなぎさ名義のほうが、私の本棚での生き残りは高い。得意のリーマンものであったので、仕事っぷりは満足。受けは、という但し書きが付くけどね。攻めも仕事が出来るんでしょうが、怒っているか叱っているか、公私混同で取引先の弁護士(もと恋人)にメンチ切ってるかで、受け(年上で部下)がフォローしておった…。そんなんじゃいけません。外川(受け)も澤村(弁護士)もなんでこんな壬生(攻め)が好きなのか…。そんな壬生であるが、作者が現在毛嫌いしている「ほりえもん」と同じ名を持っていた。そして、作者もショックを受けていた…。さて、敬語キャラ澤村ですが、私の中では外川×澤村(外川襲ってましたが、あなた私の中では受けですよ~)だったので、同じくイイカンジだった外川のメシ友とひっつくってのはどうでしょう(役割分担は微妙ですが)。


2/27 官能小説家を調教中v(森本あき)
通販って便利ね。恥ずかしいタイトルだって、すごい表紙の絵だってクリック数回で買えちゃうんだから。表紙とあらすじから「編集×官能小説家」だと思っていたのですが、「プポーツインストラクター×官能小説家」でした。ま、攻めの職業は全く関係ないのですが…。同窓モノと括ってもいいかもね。さて、内容といえば、いっそ清々しいくらいである。人間としてどうなんだろう…というサカリっぷり。両思いになってさらに加速するのであるが…(汗) そして感想を書いていて気づいたけど、登場人物はこの二人だけだった。電話越しの編集者・・・いい人っぽい上、どうも担当である紅葉とまだ逢っていないようなので、そのあたりが気になるな。


2/24 FAIR WIND~恋の翼.2~(水上ルイ)
このシリーズの姉妹編がすごく好きです(BLの場合兄弟編なんだろうか)。多分、以前感想を書いていたはず。副社長が好きで好きで好きで!! 彼のおかげ(?)でBL小説で外人オッケーになったし、クセ毛もオッケーになったし、くさいセリフが快感になったし!! そんな彼の兄弟編だか姉妹編なので、この本もくさいセリフのオンパレードです。全員日本人なんだけど、「副社長の恋人の友人の兄貴が勤めている職場だからな~」と、わけのわからない理由で許せてしまう。くさいセリフ? オッケー、大好物!って方にオススメ。ほんとうに寒い。


2/23 裏切りは恋への序奏(愁堂れな)
おお、久しぶりにすごいあだ名の登場人物がいない!? いえ、いました。コワモテ刑事(29歳)のあだ名がマコちゃんでした。つか、主要キャラ鮎川もアユってあだ名だし、三十近い男のあだ名としてはサムイか。でも、いつもよりかなり控えめ。編集者規制でも入ったのでしょうか。ネット掲載作品の探偵の名前が相川だったので、名前変えて使いまわしかと思ったら、会い方が井上君ではなかった。というかあの作品を商業誌化してほしい。相川のヘタレ具合が大好きだ。
話が脱線しました。え~と、タイトルについている「序奏」は「女装」とかけているのだそうです。攻め受けともに女装してました。百合カップル・・・。


2/20 告白は花束に託して(遠野春日)
買った理由はただ一つ。「ヒゲだったから」である。なんだろう…ヒゲフェチじゃなかったはずなんだけどなぁ。じゃあ、何フェチだっけ?と30分ほど考えてしまった。結果、「クールビューティフェチ?」というちょっとズレた答えが出た。私は攻めの嗜好を模索(そんな大層なものでもないけど)していたはずなのに。答えは受けで出た。まあ、私の蔵書(・・・)にはクールビューティが数多く出現する。好きなんだろう、やっぱり。そして偶然ではあるが、ヒゲの相方がカテゴリ的にソレに近かったのでちょっと嬉しいかもしれない(本では「性悪猫」などと言われていたが)。ヒゲの職業がフラワーコーディネーターで、性悪猫は秘書でした。ちなみに「摩天楼シリーズ」の番外編とのことなのですが、本編は食傷気味の「良い子ちゃんで可愛い子ちゃん」が主人公なので、持っていません。


2/17 秘密のクラブへようこそ!(椹野道流)
パレット文庫はどっちに流れるかわからないので、とりあえずこっちに記載(この作者の本だからして臭いだけってこともあるけど)。学園妖怪退治物。ハイスクール・×-×・バスター風味。鬼神伝っぽくもある。この本で小野篁が陰陽師の祖だと初めて知りました(今ごろか)。以前から(いろんな本で)、「このエラそうなオッサンは何者だ」と思っていたのですが…納得納得(BLの感想では全くないですね)。


2/14 覚悟を決めろ!(いおかいつき)
石原理の挿絵に惹かれたのですが、「真昼の月」の作者でした。なら面白いかもしれない、と期待して読む。新聞記者×選挙立候補者なんだけど、幼馴染みモノと言ったほうが正しいかも。史貴がとても魅力的で吸引力があると書かれているのだが、一冊では書ききれなかったのでしょうか、よく分からなかった。哲平が隠密のように尽くしたり、有能秘書が自分からやってきたりするほどなのだ。続きを書いて、魅力を説明してほしい。選挙に当選した、長い間こじれていた幼馴染とまとまって終わり、ではちょっと淋しい。


2/12 プライム・タイム(芹生はるか)
スティール・マイ・ハートを読んだあとなら、更に楽しめるかもと古本で購入。読み直してみても、柏木の守銭奴と計算高さはトンデモレベル。しかもお金の神様に気に入られている。梶もスゴイ男に魅入られたものだ。梶は「自分がホモ道にひきずりこんだ」と信じ込み「一生大事にしてやる!」と思っているのだけど、実は柏木は生粋のゲイであり過去に関係者(笑)も存在する。柏木は被害者ぶって、梶を操っているわけだ。柏木の演技は有名監督の片腕である梶すら騙せるほどのレベルということか。でも、柏木は俳優ではなく、鬼経理なんだけどね。そして沖田であるが、出てました。挿絵付きで。


2/9 スティール・マイ・ハート4.5(芹生はるか)
沖田…恐ろしい男。天才子役→弁護士→顔もいい実力派俳優→NYでホームレス→ハリウッドの音楽プロデューサー。こんな経歴を持つ男が他に(二次元世界としても)いるだろうか。いや、絶対いない。さらに、母親は後妻で発狂して死亡。病歴(?)としては拉致られて薬漬けにされたり、角材で頭を殴られ、栄養失調で3日昏倒したり、失命したりしていた。100人集めて「不幸自慢」させても、中々出てこない設定だ。こんなグレイトジョーカー・沖田は「プライム・タイム」にも出ていたんでしょうか。ちょっと見直ししてみたいが手元に無いのだった。


2/7 スティール・マイ・ハート3(芹生はるか)
1巻のときは、感じなかったのだが…。(ちなみに2巻は持っていない。売ってなかった)190cmを超える男と、ホモの多さが鼻についた。185cmの柏木が見上げるユギの身長は2mあるんじゃないだろうか。柏木の恋人である梶も恋人より低いことはないだろう。そして二人してユギと同じくらい身長のあるというカガリ×沖田カップル。その二人のスタントをこなせるユギの恋人・神。そして、医師・高師(カガリに未練のある男…)も背が高いようだ。そして、みんなホモ。さらに、美男俳優であるカガリ×沖田に至っては、元医者×元弁護士 でもあるのだ。しかも沖田なんて、住宅街で成犬のグレート・デンを拾うのである。全てファンタジー。次巻を早く読みたい。ちなみにこの本はシリアスである。


2/7 名前のない色(榎田尤利)
水窪なのに、なんで「ミサ」と呼ばれているのか分からなかったのですが、ルビが「みさくぼ」でした。なるほど、そうも読むのですね。あと、分からなかったのがタイトルの意味ですが、主人公が失踪してやっと理由がわかりました。伏線は色々あったのに…わからなかったよ、悔しいな~。しかし、失踪後の職業のセンパイであるガテンのおいちゃんに、シビれました。なんて包容力のあるおいちゃんだ!!


2/3 棒投げ橋で待ってて(小林典雅)
雑誌で読んだときは「フシギちゃんモノだな」くらいの感想しか持っていなかったんだけど、一冊にまとまり、すごい書き下ろし(量も質も)が付いて一気読みすると、いやはや面白いですね。書き下ろしで不律さんの言う「冗談は、ノーベル物理学賞とアカデミー主演男優賞をダブル受賞してからお言いなさいっ」という台詞が気に入ったので、いつか誰かに使うヨカンがする。ちなみに、答えられない二択問題も気に入った(ドクターが不律に逃ない為の保険として「(風呂に)一緒に入るか、筋弛緩剤を打たれるか選んで」と言う)。新宮家の次男・不律の本末転倒かつ毒舌な台詞に楽しみを見出した私は、ドクターと同じ穴の狢か。あと、ドクターが桜里に見せた用務員×教頭のAVの全貌が知りたいと思った。新人さんということですが、今後期待大。


2/2 泥棒猫によろしく(たけうちりうと)
彼女の感想をこっちに書くのは初めてかな…。なんだかね、設定とか話とか面白いのですが、思考回路が私と違いすぎて、ついていけなかったりするのね。今回攻の二十六木(トドロキって読むんだって)がそうでした。っつうか、いつも攻めの性格が不思議なんだよね。…男男恋愛の楽しみ方が私にわからないの。尚は大事に育てられている子で、彼の思考は納得できたんだけど、お父さん! あなた、が分からない。家族全員結婚が早いから、尚を心配していたお父さん、男から車6台分のネックレスを貰ってきた息子に対して「別の覚悟が必要かな」…って! 違うでしょ!! でも、お父さんタイプです。


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